第3巻「文法」の本文の執筆が完了しました。
バージョン１で700ページ台だったのが、バージョン２では1000ページを超えるものとなりました。
またイラスト・挿絵画像は約650点となりました。

バージョン１とバージョン２の内容追加について「もくじ」を比較すると次のような違いがあります。

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★バージョン１：
名詞の複数形
（１）規則的に変化するもの
（２）不規則な変化をするもの
（３）複数形についてのその他
（４）物質名詞の数量的把握

★バージョン２：
名詞の複数形
（１）規則的に変化するもの
（２）不規則な変化をするもの
（３）複数形についてのその他
　　１、文字や数字の複数形
　　２、固有名詞の複数形
　　３、複合名詞の複数形
　　４、2種類の複数形で意味が変わる例
　　５、単数形と複数形で意味が違う例
　　６、複数形しかない名詞
（４）物質名詞の数量的把握

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★バージョン１：
不定代名詞
　one
　some
　another
　some と any

バージョン２：
不定代名詞
　one
　some
　any
　other
　相互代名詞（RECIPROCAL PRONOUNS）
　each other （代名詞句）
　one another（代名詞句）
　another
　some と any
　not any ＝完全否定
　none
　one of
　each と every
　every day と everyday
　both
　all
　either
　neither
　many
　more
　many more
　much
　few / little
　little
　several
　couple (of)
　enough
　複合不定代名詞
　「-where (-place)」を語尾とする複合代名詞
　somewhere　
　everywhere
　nowhere

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バージョン１：
関係代名詞

バージョン２：
関係代名詞の中に
「ゼロ関係代名詞」についての記述を追加
これによって「目的格関係代名詞」以外でも省略可能な場合が理解されます

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バージョン２の新規項目として「句読法」を追加

句読法
英語の句読点一覧
１、文末に用いられるもの
　終止符 Period .
　疑問符 Question Mark ?
　感嘆符 Exclamation Mark ！
２、文中に用いられるもの
　コンマ Comma ,
　セミコロン Semicolon ;
　コロン Colon :
３、引用に用いられるもの
　引用符 Quotation Marks "語句節"
４、省略に用いられるもの
　アポストロフィ　Apostrophe '
　省略点 Ellipsis . . .
５、挿入に用いられるもの
　ペアコンマ Pair Commas , 語句節,
　丸括弧 Parentheses (語句節)
　かぎ括弧 Brackets [語句節]
　ダッシュ Dash ―
６、その他
　ハイフン Hyphen -
　スラッシュ Forward Slash /
　アステリスク Asterisk *

表記上の規則
　１、タイピングのルール
　２、字下げ(Indent)
　３、斜字体(Italics)
　４、大文字(Capitalization)

電子書籍、第３巻「文法」のバージョンアップ(version 2)が完成しました。
もくじの作成と文書内リンクも完了し、頒布開始の準備がほぼ整いました。

５月中には新版のダウンロードをしていただけるようになると思います。
新バージョンを新規ご購入の方については、申し訳ありませんが、制作に費やした膨大な労力に鑑み、価格を旧版3,000円から4,800円に変更させていただきます。ただし旧版をすでにもちの方は、同じユーザーIDとパスワードでそのまま新版のダウンロードをしていただけます。

Version 1
733ページ：　16.1 MB (16,906,129 バイト)

Version 2
1,015ページ：73.0 MB (76,589,430 バイト)


上記のようにファイルサイズを比較してもバージョン２は旧バージョンの数倍のデータ量になっています。もくじ項目としては同じものでも、更なる調査を行い記述や画像の追加を行っております。１例として「little」の比較級について行った調査結果を以下に引用します。

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littler や littlest は、18 世紀から 19 世紀にかけて急速に使われなくなり、意味によっては「less, least」という（これらも古英語から存在した比較変化語です）や、「yonger, youngest」、「smaller, smallest」に置き換えられるようになりました。

下の図は「 Collins Dictionary 」による卖語の出現率調査結果です。数値の計算式は不明ですが、目安として、最も頻繁に現れる卖語の代表「 the」の出現率変移を添えます（中央）。「the」は 18 世紀ごろからその出現率にほとんど変化はなく、21 世紀に入った時点でも「5226.54」という指数を見せていますが、それに対して「littler」は調査機関中最大で「0.29」、近年で「0.02」、「littlest」は最大「0.39」、近年「0.03」という数字です。 「 the の 5226.54 （これはあらゆる卖語の中で最も使われる 1000 語以内）」に対して「 littler
0.02」「 littlest 0.03」というトレンド指数がいかにかけはなれているかは实感できると思います。

また下には「 less, least, small, smallest」の出現率変化を示しました。面白いことに「less, least,small,smallest」といった卖語のトレンド指数グラフはいずれも酷似しており、「littler」や「littlest」の指数低下と入れ替わるようにこれらの指数が上昇しています。それはつまり「littler、littlest」の衰退に伴い「less、least、smaller、smallest」がそれに代わって用いられるようになったことを示すものです。

まだサイトの記述については更新をしておりませんが、ダウンロードされる書籍のデータを差し替えました。旧バージョンをダウンロードされている方は、同じ要領で新バージョンが無事ダウンロードできるかをご確認いただけますでしょうか。なお、その際は旧バージョンと同じファイル名のため、念のため上書きをせず、別ファイル名で保存するか、新規フォルダを作成した上でそこに保存するようにしてください。

結果についてお知らせ願えれば幸いです。

第3巻のバージョン2をダウンロードしました。素晴らしい本をありがとうございます。前から気になっていた箇所があるため、この機会に質問させていただきます。

疑問詞についてですが、疑問代名詞の項目は存在するのですが、疑問形容詞や疑問副詞の項目が無いです。（疑問代名詞の項目で少し触れている）

疑問形容詞や疑問副詞は意図的に省いているのか、もしくは説明漏れかどちらでしょうか？個人的に疑問詞に苦手意識があるため、抜けている項目が気になりました。

言われてみるとそのとおりですね。
次回バージョンアップに追加したいと思います。
ご指摘ありがとうございました。

ありがとうございます！
次回バージョンも楽しみにしています！